訪問看護13年目のベテランセラピストが語る面白み | 訪問看護のソフィアメディ求人・採用情報サイト
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INTERVIEW

働くスタッフの声

訪問看護13年目のベテランセラピストが語る面白み

ステーション池上

理学療法士 A.Dさん/理学療法士

訪問看護は人対人の仕事なので、医療職としてのスキルだけでなく相手を思いやる気持ちもとても大事です。 今回インタビューしたセラピストのAさんは、そんな訪問看護という仕事の本質を大切にし、いつも周囲を笑顔にしてくれる人。インタビューの間も終始和やかな雰囲気で、笑いを交えながらいろいろなお話をしてくれました。 そんなAさんがなぜ訪問看護でリハビリの仕事をしようと思ったのか、そしてAさんが考える訪問看護の魅力とはなにか。インタビューで詳しくお聞きしていきます。

理学療法士 A.Dさん/理学療法士 ステーション池上 2008年入職。ソフィアメディ歴13年目。入職後11年間は訪問をしながらデイサービスにも従事し、その後訪問看護ステーションに異動。2019年1月よりリハビリ主任に従事。 研修やイベント企画などに積極的に参加し、ステーションを越えてムードメーカーとして信頼されている。趣味は運動と銭湯。

※2021年8月時点の記事です。

入職13年目、お客様の生活の一部に入る、セラピストとしての役割

──セラピストを目指したきっかけを教えてください。

Aさん:母親がヘルパーをしていたこともあり、福祉・医療関係にもともと興味はありましたが、一番のきっかけとなったのは大学生時代に参加していたボランティアサークルでした。

障害をもった子供たちと遊ぶサークルだったのですが、それを通じてセラピスト(理学療法士)という仕事を知り、本格的に目指すことを決めました。

──ソフィアメディに入職したきっかけはありますか?

Aさん:ソフィアメディに入職する前は、住宅改修に携わっていました。その後、3年間訪問看護に従事したことで、訪問看護に対する興味が増し、転職を決めました。病院勤務の経験はありません。

ソフィアメディに入職した理由として一番の決め手は、当時の社長の人柄に魅かれたことです。また、会社の理念にも共感できましたね。

ソフィアメディ入職後は、デイサービスに11年間従事していました。現在はコロナ禍で中止しているのですが、地域の方々と集団の体操や交流をする機会を作ったりと幅広く経験をしてきました。

入職して13年経ちますが、スタッフとの打ち合わせや朝礼・交流はかなり良い環境だなと今でも思っています。

その方を深く知るからこそ身体や心の微細な変化を感じられる。

 
──1日のスケジュールついて教えてください。

Aさん:スタッフ時代は1日5~6件程度の訪問をこなしていましたが、現在は主任として従事しているため、新規契約・新人スタッフの同行訪問・スタッフのケアなどを中心としています。

現在、看護師・セラピストは半々くらいの割合で在籍しており、10人ほどのスタッフと共に働いています。コロナ禍であるため、対面でのコミュニケーションが少なくなってしまったのでチャットツールや電子カルテを活用しながら円滑に情報共有をしています。

また土日はしっかり休み、趣味である運動をしたり、温泉に通っています。自分が健康でないとお客様・スタッフにも元気に接することができないため、健康には気を遣っていますね!

──セラピストとしてのやりがいや、大変なところはどんなことでしょう?

Aさん:デイサービスでは、限られた時間のなかで複数の方を診なければならず、当時は些細な変化になかなか気づくことができませんでした。訪問看護では、お1人に対してじっくり関わらせていただくため、些細な身体・メンタル・感情の変化に如実に気づいていけることが良い点だなと感じます。それにより、お客様と信頼関係を築きながら一緒に生きている実感がわきますね。

一方大変なことは、その日その日により、お客様に合わせて柔軟に対応していくことです。

お客様も人である以上、「今日は運動したくない」「なかなか気が乗らない」という日もあります。

そのような時は、マッサージをしてみたり、「今は何をしたいですか?」と聞いてみたり、お互いに気持ちが盛り上がるような楽しい話をしてみたりと臨機応変に対応していきます。

──これまでの仕事で印象に残っているエピソードがあれば、教えてください。

Aさん:ちょうど今日の出来事で…。もともとデイサービスのお客様で、訪問看護に切り替えられてからも担当させていただいたお客様がいらっしゃいました。5年以上関わらせていただき、ご家族からも信頼をいただいていました。でも、こちらの都合で近くの訪問看護ステーションに担当を変更することになってしまったのですが、その後も気にかけてくださり、スタッフ間で情報共有をしていた際には私の名前をよくあげてくださっていたそうです。

そして、そのお客様がお亡くなりになり、現在ご家族へのグリーフケア中だとのお話を今日聞きました。その際にも、「Aさんはよくしてくれた」という言葉をスタッフを通じていただきました。また、ご家族の方からも「Aさんはいつも楽しく笑わせてくれる人だ」とおっしゃっていただき、自分が関わった方の人生の一部になれたことがとても嬉しく感動した出来事でしたね。

「笑い」を大事に、「お客様第一主義」を持ちながら働くこと。

 
──ソフィアメディの5Spiritsで大事にしている言葉はありますか?

Aさん:5つとも全て大事なことではあるのですが、特に、「お客様第一主義」はプロとして誇り高く自信を持ちながら働く上で、とても重要だと思っています。また、訪問看護はお客様のご自宅に直接伺うため、「お客様のために」何ができるかを私としても大事にしていますし、スタッフに対しては、まず訪問したら「今お客様が困っていることはなんだろう?」と探すことから始めることを伝えています。

そして、個人的には「笑い」を大切にしています。

年に一度、全従業員が集まり行われる経営方針共有会では、赤い帽子・ランニングシャツを着て体操のお兄さんとして出演したりしていました(笑)

なるべくこちらから「笑い」を取りに行き、意識的にスタッフの笑顔と本音を引き出しながら、関係構築をしていくようにしています!

──今後、叶えたい夢はありますか?

Aさん:13年ソフィアメディに在籍しており、「お客様が喜んでくれるのが嬉しいな」とシンプルに思います。今後は、どんなお客様でも対応できるようなスキルや経験を身につけたいなと思います。

さまざまな職種が在籍しているソフィアメディだからこそ、自分だけで解決できないことは周囲を巻き込んで解決していきたいなと思います。

また、まだ漠然とした夢ですが、ゆくゆくは地域を巻き込み、一緒に喫茶店を開いたりなど地域の皆さんが安心して笑顔になってくれるようなことをしたいと考えています。

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