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公開日:2024/06/26 最終更新日:2024/06/26

看護師をやめたいと思っている方へ ~採用担当が考えるライフシフト~

はじめに

看護師という仕事は非常にやりがいがありますが、辛くて辞めたいと思うことも少なくない職業なのではないでしょうか。看護師は、保育士や介護士、サービス業などと同様に感情労働に分類され、精神的な負担や重圧が大きくなりがちです。
仕事をしていると、さまざまな悩みや困難に直面しますが、その中でも特に大きなストレスとなるのが人間関係の問題と自身のライフステージの変化に対する悩みなのではないかと考えています。
私も16年程サービス業に従事していましたが、顧客とのコミュニケ―ションに悩みましたし、出産後は今後のキャリアをどうするかについて悩む毎日でした。
ここでは、説明会や面談時にお聞きした看護師の皆さんが抱える代表的な悩みとして3つのポイントを上げ、採用担当Aの経験と主観から、看護師を辞めたいという悩みに対する解決策について考えてみましたので、少しでも皆さんがこれからの人生を再設計するときの参考になればと思います。

看護師の悩み

1.同僚との人間関係

看護師の職場では、厳しい上下関係や派閥が存在することがあります。新人や若手の看護師が上司に威圧的な態度を取られ、日々の業務が恐怖や不安でいっぱいだったという話を聞くこともあります。このような状況が続くと、心身ともに疲弊し、仕事をやめたくなるのは理解できます。

2.患者さまとの人間関係

看護師は患者さまとの関係も重要な仕事の一部です。しかし、時には患者さまやそのご家族とのトラブルが発生することもあります。これらのトラブルが続くと、仕事に対する意欲や自信を失い、職場の人間関係にも悪影響を及ぼすことがあるでしょう。

3.長時間労働と不規則なシフト

看護師の仕事には夜勤や不規則なシフトがつきものです。長時間労働が続くと心身の疲労が蓄積され、些細な人間関係のトラブルでも大きなストレスになります。残業が常態化し、休息が十分に取れない状況では、このまま仕事を続けられるのかといった将来への不安も生まれてしまうでしょう。

採用担当Aの経験とアドバイス

私はアパレル業界で販売員として長年キャリアを積んできて、2年前に全くの異業種であるソフィアメディ株式会社へ採用担当として就職しました。
看護師の経験が無いのに悩みなどわからないでしょうと思われるかと思いますが、看護師とアパレル業(販売員)には多くの共通点があると思っています。
夜勤はないものの、シフト制で土日祝日の勤務は当たり前、接客が終わらないと休憩も取れませんし、常に立ちっぱなしです。イベント時には出張も発生し、拘束時間が非常に長くなることも珍しくありません。また、女性の縦社会が残っている点でも看護師と似ているのではないでしょうか。

そんな経歴を持つ私が考える、3つの悩みを解決する方法についてご紹介します。

1. 人間関係の改善

まず、同僚との人間関係についてですが、コミュニケーションにおいて相手の主張や価値観の影響をダイレクトに受けてしまうことがストレスの原因になることが多いと感じています。これを軽減するためには、自己理解を深め、自分の価値観や限界を明確にすることが重要です。また、相手に対しても理解を示し、事実と感情を分けて建設的なコミュニケーションを心がけることが大切です。

2. 患者さまとの関係構築

次に、患者さまとの関係についてですが、時には患者さまやそのご家族とのトラブルが発生することも避けられません。自身ひとりで対応しようと抱え込まず、職場のサポート体制を活用し、困難な状況に対して適切なアドバイスや支援を受けることも大切です。
信頼関係を築くためには、誠実な対応とコミュニケーションが鍵となります。

3. 労働時間とシフトの調整

長時間労働と不規則なシフトに関しては、まずは自分自身の健康管理が最優先です。
仕事とプライベートのバランスを見直し、可能であればシフトの調整や業務の効率化を図ることが必要です。体力も限界で、自分の機嫌を取る時間も無くなってしまうと、そこからバランスが崩れ様々な所に影響が出てきます。
そうならない為にも、自身が置かれている状況を理解し、優先すべきことを明確にしましょう。

新たなキャリアの選択肢

ここまで色々とお話ししてきましたが、私が一番お伝えしたいのが、もし現在の職場でのストレスが限界に達している場合、新しいキャリアの選択肢を考えることも重要であるということです!

私は産後も普通に仕事を続けていましたが、産後ハイが切れたところで冷静になり、転職を決意しました。当時は「育児も家事も完璧に、仕事での成績も落としたくない」と思っていました。しかしそんなのは強欲であると気づいたのです。
ある本にこう書かれていたのですが、「物事の原理原則の基本は、トレードオフである」
どういうことかというと、何かを得ようと思ったら、何かを差し出さなければならないということです。
この考え方を持てたことで、販売員としてのキャリアには一旦ブレーキを掛け、子供と向き合う時間を確保しようと決意し、新たなスキルが磨ける環境への転職を叶えました。
そして現在は土日休みの仕事に従事しており、休日は子供とめいっぱい遊ぶ時間に充てることができています。また、これまでに経験したことのない業務に取り組むことで、知識やスキルの幅が広がり、今後のキャリア形成にも役立っていると感じています。

看護師の資格さえ持っていればキャリアの選択肢は無限にあると思います。
そして、訪問看護も選択肢の一つになるのではないでしょうか。
訪問看護は、病院や施設とは異なり、お客様お一人お一人とじっくり向き合うことができます。また、訪問先への移動時間があるため、いろいろと想定してその場でどんなケアができるかなどを一人になって考えることもできますし、天候などによっては移動が大変な場合もありますが、四季を感じてリフレッシュできるというのも魅力の一つだと思います。
ソフィアメディには充実した研修制度とサポート体制が整っており、訪問看護未経験の方でも安心して働くことができます。また、「ここいろ社員」という勤務条件を柔軟に選択できる制度もありますので、それらを活用し、プライベートとの仕事のバランスを取りながら、働いている方が多数在籍しています。
ソフィアメディでの働き方については説明会やカジュアル面談でお伝えしておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。

自分に合った働き方を見つける

看護師に限らず、仕事をしている中で「辞めたい」「自分に合っていない」と感じることは珍しくありません。その気持ちを否定する必要はなく、自分にとって最良の道を探すことが大切です。自分を苦しめるような悩みから解放され、再びやりがいを感じられる仕事を見つけるために、新しい環境に飛び込む勇気を持ちましょう。
焦らず、じっくりと自分の気持ちと向き合い、次の一歩を踏み出してください。あなたの新しいスタートを応援しています!

このコラムが、看護師としてのキャリアと生活のバランスを見直すきっかけとなり、あなたの人生を再設計する一助となれば幸いです。

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この記事を書いた人

採用担当 Y.Aさん

ソフィアメディ
採用グループ

プロフィール

2022年ソフィアメディ入社、医療職採用のアシスタント及び総合職、障がい者雇用の採用に携わる。
前職は某外資系アパレル企業にて販売員として勤務、出産をきっかけに医療業界に興味をもち、ソフィアメディに飛び込む。現在4歳の女の子を育てるママ、最近の趣味はインテリア。

ソフィメディアでは在宅療養を日本中にゆきわたらせるため、
多様な強みを持つ、たくさんの仲間を募集しています。