2019.2.14
研修
【教育トピック】精神疾患をお持ちのお客様に、より良いサービスを提供する為に精神科訪問看護の症例検討会を行いました!
より寒さを感じる2/13(水)の終業後、第9回フォローアップ技術研修<実践編>「精神科訪問看護 症例検討会」を実施しました。
前年度まで毎月1回開催していた技術研修ですが、今年度からは入社時期・臨床経験などに応じて対象者をしぼり<基礎編>と<実践編>の2部構成で開催しています♪本日は、フォローアップ技術研修<実践編>の「精神科訪問看護 症例検討会」です!
講師を務めたのは、1月まで精神特化のソフィア訪問看護ステーション等々力で管理者を務めていた、一般社団法人日本精神科看護協会 精神科認定看護師 の資格を持つ古谷 宏幸看護師です。
古谷看護師は、前回も大好評だった精神科訪問看護<基礎編>の講義をしてくださっています。http://www.hokan-e-parlor.com/afterword/afterword8123/
~本日の内容~
①ケース1 精神科症状悪化にどのように対応するか?
➁ケース2 服薬中断へ、どのように対応するか?
➂質疑応答
初めに、古谷看護師はアイスブレイクとして参加者全員で自己紹介を行い、これまでのご自身と精神科訪問看護との関わり方をお話してくださいました。そして、本日の研修での達成目標を共有から症例検討会に入りました。
個人情報の為に症例の詳細は伏せますが、妄想症状のケースの対処方法の1つとして、症状が安定している状態の時に様々な情報を収集しておき、さらにクライシスプランをお客様と話し合って明文化しておくと、症状が悪化した時に有効であると教えてくださいました。また、困った場合は主治医や行政と相談して、一人で抱え込まないことが大事であるとも古谷看護師は仰いました。
質疑応答の時間では、参加者から「精神疾患の方との適切な接し方はどうすればよいのか?」という質問があり、それに対して古谷看護師は「お客様と信頼関係を築く、悩みに共感する、約束を守る」ことが適切な接し方であるとお答えくださいました。参加者同士でもお互い分からない箇所を教え合っている学び合いの姿が見受けられ、とても良い雰囲気でした!
最後に、古谷看護師は精神科訪問看護をする上で心掛けていることは「いつも言われているであろう、飲酒は駄目ですよ、何故お薬を飲まないのですか?等という言い方はせず、その状況になるほど辛いことがあったのですね、と共感する」ということ、その考え方を大事にしていると仰いました。参加者一同、その言葉を噛みしめるように納得して頷いている姿が見られました。
今回の講義を通して、精神科訪問看護を症例検討会を通して理解し、お客様により良いケアをする方法について学べた有意義な時間になったのではないでしょうか?本日の講義で学んだ内容を、是非明日からのお客様の訪問に役立てて欲しいと思います。
ソフィアメディでは、入社以降、時期・段階・立場に応じて、様々な研修メニューを取り揃え、社員の長期就業とキャリアアップを支援しています。専門職向けの症例検討、技術研修といったフォローアップだけでなく、マネジメントやマーケティング、リスクマネジメント、人間学にいたるまで実践で役立つ研修に拘ったメニューを実施しております。今後も研修レポートに是非ご注目ください♪
今後も、弊社スタッフ一同自己研鑽を重ねて、より良いサービスを地域のお客様に提供することが出来るように努力して参ります!!
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