2019.1.24
研修
【教育トピック】正しい知識と方法で体験!お客様の環境を想定しながらポジショニングの基礎と応用を学びました!
日差しとは裏腹に寒さが衰えぬ1月23日(水)の夕刻、業務を終えたソフィアメディ(株)の看護師、セラピストスタッフが一堂に会し、第9回フォローアップ技術研修<実践編>を開催致しました!
前年度まで、毎月1回開催していた技術研修ですが、今年度からは、入社時期・臨床経験などに応じて対象者をしぼり<基礎編>と<実践編>の2部構成で開催しています♪本日は<実践編>の第9回目「ポジショニング②」です。
講師を務めたのは、メディカルケア・ホームヘルスケア用品の開発並びに製造・販売を行っているアルケア株式会社の松岡様、介護福祉用品の製造・販売を行っている株式会社タイカの岡崎様です。
今回は、2度目の開催という事もあり、講師のご厚意で、参加者の希望に合わせた「体圧の知識を再確認できる基礎コース」と「体験しながら実践で学びたい!応用コース」の2つに分かれて講義を開催♪
基礎コースでは、座学でクッションの体圧分散・姿勢改善・緊張緩和の役割について、安全・安楽な環境を作ることの必要性についてご説明頂きました。実技では、体圧測定器を使用しながら実際にポジショニングを体験!スクリーンで体圧を確認しながら、クッションを配置しました。普段分かりづらい褥瘡のリスクがオレンジや赤色で可視化され、オレンジからリスクの低いグリーンになると、「お〜!!」と感嘆の声があがっていました。
応用コースでは、基本的な体圧のお話を始め、ピローの使用方法を詳しく解説した後は、すぐさま実践!少人数だったこともあり、参加者一人一人が受け持つお客様を想定し、ポジショニングの方法をひとつずつ解説してくださいました。
移乗や体位交換の正しい方法や注意点を実践した参加者は「正しい方法だとこんなに楽なんだ!」「普段汗だくでやってた!」と実感する声が多発!拘縮のあるお客様役をした参加者からは「この体勢すごく辛い…」という声が、正しいポジショニングを実施したあと「すごく楽になった!」という声があがり、お客様目線でも体感することができました。ほぼマンツーマンでの講義となり、参加者それぞれに満足度の高い研修になったのではないでしょうか?
在宅看護では、疾患によってポジショニングを検討していくのはもちろんの事、お客様の体格やご家庭の様子によって様々な方法を検討することが大切です。「クッションの全てを福祉用具にする必要はなく、肌に接地する場所にはぜひ福祉用具を使用してほしい」という講師のお言葉もあり、要・不要を正しく判断できるように本日の学びをぜひ共有して頂ければと思います。
ソフィアメディでは、入社以降、時期・段階・立場に応じて、様々な研修メニューを取り揃え、社員の長期就業とキャリアアップを支援しています。専門職向けの症例検討、技術研修といったフォローアップだけでなく、マネジメントやマーケティング、リスクマネジメント、人間学にいたるまで実践で役立つ研修に拘ったメニューを実施しております。
これからもスタッフ一同自己研鑽を重ね、日々ケアをさせて頂いているお客様とご家族様、そして地域の皆様の、生きがいの創造に寄与して参ります!!
<今後の研修案内はこちら↓>
●2/16(土)ソフィアメディセミナー
「在宅で役立つお薬の話」
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●イベント案内
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