2018.12.6
【教育トピック】どの対応策が自分に当てはまるのか?十人十色のリスク管理について要因から対策を考え、意見交換しました!
異例のあたたかさを観測している12/5(水)の終業後、約20名の看護師、セラピストが五反田オフィス 研修ルームに一堂に会し、第7回フォローアップ技術研修<基礎編>「リスク管理」を実施しました。
前年度まで毎月1回開催していた技術研修ですが、今年度からは入社時期・臨床経験などに応じて対象者をしぼり<基礎編>と<実践編>の2部構成で開催しています♪本日は、フォローアップ技術研修<基礎編>の「リスク管理」です!
講師を務めたのは、長年ソフィア訪問看護ステーションの管理者として活躍していたクオリティ・マネジメント部の佐藤 尚子看護師です。
~本日の内容~
*リスクマネジメント基礎知識の確認
*グループワーク(リスク・インシデント分析、対応策検討)
皆さんはリスクについて、どのようにマネジメントしていますか?医療業界では、お客様の転倒や医療物品、個人情報の管理など様々な場面にリスクが潜んでいます。その管理方法の答えは一つだけではありません。ある人にはいとも簡単にできることでも、ある人にとってはどれだけメモを残してもミスをしてしまう事もあります。佐藤さんは、自分にあった正しいリスク管理を見つけていくことが大切であると仰いました。
アイスブレイクでは、リスク管理は「何故するのだろう?」「何のためにするのだろう?」「誰のためにするのだろう?」という三つの視点からお互いの考えるリスクマネジメントについてグループで共有!一致している意見はもちろんの事ながら、そういう見方もあるんだ!という意見も次々あがりました。
グループワークでは、転倒に対する事例を基に「リスク」「要因」「対応策」を考え、共有しました。比較的少人数の参加者だったこともあり、グループを超えて意見を交わし合う参加者も多く見られました。意見を交換することでさらに知識を深められる時間になったかと思います(^o^)
そして、インシデントがあった際に報告される「インシデントレポート」ですが、ただの報告ではありません。その報告を受け、要因改善策を共有し、誰もが同じ事を起こさないことが大切です。
このインシデントレポートを良い教科書としてぜひ利用していってほしいと佐藤さんは仰いました。
今回はお客様へのリスク管理を中心に講義を行いましたが、どの業務・作業・思考にも通ずる内容だったかと思います。訪問以外の業務や、出退勤などでも様々な場面でリスク管理を行い、身に着けていくことが必要です。
「なかなか情報が伝わらなかった事業所が、伝達方法を変えたことで全員が把握できるようになった」「いつも忘れ物をする人が、指差し『点検』ではなく『呼称』することで忘れ物が大幅に減った」という成功例などを知る事で、自分(自分の事業所)はどの対策が当てはまるのかを考えられる時間になったのではないでしょうか?ぜひ明日からの業務で活かして頂ければと思います!
ソフィアメディでは、入社以降、時期・段階・立場に応じて、様々な研修メニューを取り揃え、社員の長期就業とキャリアアップを支援しています。専門職向けの症例検討、技術研修といったフォローアップだけでなく、マネジメントやマーケティング、リスクマネジメント、人間学にいたるまで実践で役立つ研修に拘ったメニューを実施しております。今後も研修レポートに是非ご注目ください♪
これからもスタッフ一同自己研鑽を重ね、日々ケアをさせて頂いているお客様とご家族様、そして地域の皆様の、笑顔と生きがいの創造に寄与して参ります!!
<今後の研修案内はこちら↓>
●12/8(土)ソフィアメディセミナー
「その浮腫みどうしてる?」
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